中川 直美 君
1 将来ビジョンについて
佐渡市行政全般にかかわる進むべき方向性を示すビジョンであり、行政運営の基本方針・指針であるため、全般にわたって議論する
(1) 主権者である市民との意見交換会等における意見の反映について
@ 5か所の市民意見交換会等における市民からの意見聴取で、市民が期待する計画への反映は可能か。従来の総合計画を策定したときのような市政運営や各分野のあり方も含めたアンケートを行うべきではないか
A 第1次将来ビジョンの総括・検証を文書で知らせると市民に約束したが、いつ配布するのか。市民はこれを見て判断したいと言っていたが、どうするのか
B 合併特例債の活用について、なぜ意見を聞かなかったのか
(2) 行政組織・地域のあり方について
@ 「支所・行政サービスセンターで市民の皆さんが必要とする手続きが完結する仕組み」とは、どのような検討・議論の結果だったのか。その上で、具体的な支所等への部署の配置と正規職員の人数はどのようにするのか。当然、地域自治組織が必要になるが、やると理解していいのか
A 地域別振興計画も合わせるとしていたが、どうするのか
B 意見交換会で行政改革の計画などを説明しなかったのはなぜか
(3) 計画の枠組みについて
@ 「最上位計画」と決める法的根拠等はあるのか
A 高齢化問題は、客観的で深刻な課題である。こういった中心的課題を解決していく希望ある将来のまちづくりの計画となっているのか
B 安倍政権が進めるまち・ひと・しごと創生等の「地方創生」も組み入れていると説明しているが、「地方創生」をどのように評価し、向き合う計画になっているのか
2 監査委員の指摘と三浦市政が重視した補助金等のあり方について
(1) 不祥事再発防止の行政監査及び平成30年度決算の監査委員の意見は、各事業が総じて「検証、評価」などがなされていないと指摘している。組織として極めて重大であり、どのように受け止めているのか。改善策と方向性を問う
(2) 平成30年度は個別外部監査の結果等を教訓とした公正な補助金交付規準を本格的に実施する年度だったが、どのように評価しているか
(3) 地域振興基金条例施行規則の改正は、財政の原則に反しないか
(4) 佐渡文化財団への補助金等の交付は適正か。また、佐渡文化財団の現時点での評価はどのようなものか
3 次年度の予算編成について
(1) シーリング枠による予算抑制ではなく、必要なところに予算措置できるようにすべきだが、方針はどのようになっているのか
(2) 佐渡市社会福祉協議会への支援、中学生部活遠征費支援等による負担軽減、高齢者日常生活用品給付など高齢者生活支援事業、市内の森林再生促進事業にも位置づけられる薪ストーブの助成等は拡充すべき |
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令和元年12月定例会
一般質問
・ 室岡 啓史 君
・ 金田 淳一 君
・ 後藤 勇典 君
・ 中村 良夫 君
・ 中川 直美 君
・ 宇治 沙耶花 君
・ 伊藤 剛 君
・ 駒形 信雄 君
・ 祝 優雄 君
・ 広瀬 大海 君
・ 稲辺 茂樹 君
・ 荒井 眞理 君
・ 近藤 和義 君
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