荒井 眞理 君
1 三浦市長は、佐渡市の緊急かつ重要課題に優先順位をつけよ
明るく一人ひとりの人を大事にする佐渡を誰もが望んでいるが、気持ちが重いのが現状である。今年の佐渡市の出生数はどのように推移しているか。それを重要課題と捉えているか。そして、どのような対策が緊急に求められていると考えているか
2 市民の安心、安全、自由のために人権啓発の推進を
(1) 市長は毎年各市町村に訪問される人権政策確立キャラバンにこの4年間一度も出席していないが、このキャラバン行動に向けた花角知事のメッセージを読んでいるか
(2) 2019年度人権政策確立キャラバン行動の要請書の中で、佐渡市としても課題と捉えたものは何か。また、特に重要と考えているものは何か。それらは新たに作成される佐渡市人権教育・啓発推進計画に反映されるのか
(3) 人権課題の解消は差別をなくしていくことだが、そのために佐渡市はどのようにして人権施策を推進しているのか。特に、部落差別により安心、安全、自由を大きく阻害されている市民がいる。市内で部落差別がなくならない原因は何であると考えるか。解消のための取り組みをどのように評価しているか
(4) 三浦市長の人権意識を問う。主張したいことがあれば暴力、暴言、威嚇という手段をとることは許されると考えるか
(5) 市内では、暴力・暴言により相手を威嚇、萎縮させてしまう現実が多く長く続いている。それにより安心、安全、自由を奪われている市民が大勢いるが、市長としてこの現状を把握しているか。日本国憲法を始め、佐渡市人権教育・啓発推進計画に基づき、一刻も早く市民の安心、安全、自由を実現すべきであるが、そのための市長の決意を伺う
(6) 人権教育・啓発推進の担当部署を決め、予算を割き、一刻も早い市民の安心、安全、自由への解放を求めるが、どうか
3 あすなろ教室(学校に行かれない児童・生徒のための教室)について
(1) 真野図書館から更に相川中学校に拠点を増やしたことは現状のニーズに合致しており、一歩前進したことを市民は歓迎し、一定の評価はしているが、突然増設した理由は何か、対象は誰か、当事者・関係者と相談して決めたのか、より最適な場所としての検討をしたのか、増設についてどのように周知させたか。今後の改善計画はどのようになっているか
(2) 畑野行政サービスセンター内のあすなろ教室の利用状況と今後の展望はどのようになっているか
(3) 当事者目線での子どもの最善の利益を追求すべきであり、それに耐えうるものとなっているか
4 誰にとっても安心で明るい小中学校の運営について
(1) 教師の多忙化と長時間労働は年々深刻さが問題視されている。教師でなくてもできる業務の整理、人員配置が必要ではないか
(2) 島内には事務職員が配置されておらず、他の教職員の大きな負担になっている学校がある。事務職員の全校配置をすべきである
(3) 今年6月から真野小学校に配置されたSSS(スクール・サポート・スタッフ)による事務処理の補助は、現場からとても助かるとの評価を得ているようだが、全小中学校に配置することが非常に期待されるが、どうか
(4) 子どもたちの介助員の予算確保ができず、十分に配置できなかったとの評価が以前にあったが、お金で子どもたちの利益が阻害されることはあってはならない。来年度は現場の要望に対して十分に応えられるよう予算を確保するのか、市長の考えを問う
5 両津港周辺の駐車場問題について
(1) 今年の夏休みには、かねてから問題が指摘されていた駐車場の不足問題が顕著になった。それにもかかわらず放置されているのは、担当が決まっていないからではないか。両津港の利用者、近隣の飲食店とその利用者が困っている。先日、市民の呼びかけにより問題解消に向けた会合が開かれたと聞くが、市の主体性はどうなっているのか
(2) 当座できることと長期的展望に立つこととがあるが、市の考えはどのようになっているか
6 給食センターの業務委託に向けた手続きの問題を問う
(1) 食育の重要性について、佐渡市はどのような認識を持っているのか。昨今の子どもたちの食生活をどのように評価しているのか
(2) 給食を経費削減の対象と考えるのは間違いであるとの認識はあるか。このたびの突然の業務委託遂行の計画の目的がどのようなものかを市民の前で明らかにせよ
(3) 委託計画について、当事者の子どもたち、保護者、教職員、納入業者、関係市民などの意見をどのように反映させようと考えたのか。そして、そのための話し合いの機会を設けたのか。知る由もない市民がいる中で決行することをどのように考えているのか
7 政治家への忖度の是非についての市長の見解を問う
8 10月からの消費税増税についての市長の見解を問う
佐渡島内のみならず、県内でも事業者の半数以上が消費税10%への増税に反対の意向を持っていると報道されている。市長は、この現状に対してどのような考えを持ち、どのように表明、行動してきたか。今後、島内の消費は冷え込む可能性があるが、それにどのように対応する計画か
9 三浦市長のタウンミーティングに対する考え方を問う
(1) 佐渡市のタウンミーティング開催の計画はどのようなものか
(2) 三浦市長は、その計画をなぜ遂行しないのか。市民の顔を見ながら直接対話をすることが市民の真のニーズを理解し、また、三浦市長への理解も深まるのではないか。今後、計画どおりに開催すべきと考えるが、どうか |
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令和元年9月定例会
一般質問
・ 金田 淳一 君
・ 坂下 善英 君
・ 伊藤 剛 君
・ 上杉 育子 君
・ 室岡 啓史 君
・ 宇治 沙耶花 君
・ 山田 伸之 君
・ 佐々木 ひとみ 君
・ 中川 直美 君
・ 佐藤 孝 君
・ 中村 良夫 君
・ 祝 優雄 君
・ 稲辺 茂樹 君
・ 後藤 勇典 君
・ 荒井 眞理 君
・ 渡辺 慎一 君
・ 近藤 和義 君
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