中村 良夫 君
1 熱中症対策として学校等へのエアコン設置の推進について
(1) 気象庁が「災害」と認識するほど今年の夏は気温が高くなり、熱中症で救急搬送される人が増加し、命を失う人も多かった。命を守り、かつ、快適な教育環境を整える上で、学校・保育園のエアコン設置は不可欠となっている
@ 保育園について経過を問う
A 小中学校について経過を問う
(2) 生活保護受給者についての対応を問う
国は一定の要件を満たす本年4月以降の生活保護受給者にエアコンの設置費の支給を認める旨の通知を出した。しかし、本年3月までに生活保護の受給を開始した者には認められていないため、すべての生活保護受給者にエアコンの設置費の支給を認めるよう国に求めると同時に、市独自で緊急対策事業として行うよう求める
(3) 住民税が非課税となっている65歳以上の高齢者にエアコンの設置費を支給すること
2 新生児聴覚スクリーニング検査への助成について
○ 新生児の約1千人に1人が先天性難聴をもって生まれてくるとされている。出生直後に聴覚検査で診断を行い、早期に対応すれば影響を最小限にとどめることができる。厚生労働省は検査を促進するため、平成19年度から市町村に対し地方交付税措置を行い、その旨を通知してきた。現在では検査体制が整い、分娩を取り扱う施設のほぼすべてにおいて検査を行えるが、平均5千円程度の検査費用は自己負担となっている。睡眠時や安静時に痛みも副作用もなく行える検査で、先天性難聴などの障がいが発見されれば人工内耳などの対策が取られており、言語発達にも効果を発揮している。ほとんどの新生児が検査を受けている実態にあり、厚生労働省は平成28年に発出した通知で各市町村に対し「公費負担で受診者の経済的負担の軽減を図ること」を求めている。全国では、岡山県や長崎県で全市町村が公費で負担しているが、新潟県内では出雲崎町と刈羽村の2自治体のみにとどまっている
これらの経過も踏まえ、子育て支援として公費で負担するよう求める
3 農業再生について
○ 農業を支えてきた世代の引退が本格化し、後継者が少ないことも相まって、農業の担い手の減少や高齢化に拍車がかかっている
佐渡市としての対応を問う |
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平成30年9月定例会
一般質問
・ 中村 良夫 君
・ 坂下 善英 君
・ 山田 伸之 君
・ 上杉 育子 君
・ 宇治 沙耶花 君
・ 広瀬 大海 君
・ 金田 淳一 君
・ 北 啓 君
・ 中川 直美 君
・ 室岡 啓史 君
・ 荒井 眞理 君
・ 祝 優雄 君
・ 渡辺 慎一 君
・ 近藤 和義 君 |