中川 直美 君
1 最上位計画と次年度の予算編成方向について
佐渡市合併に際し策定したマスタープラン「新市建設計画」は、平成30年度が最終年度であり、市の最上位計画の「将来ビジョン」、「佐渡市まち・ひと・しごと創生 総合戦略」や「佐渡市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン」は、実現すべき達成目標を最も意欲的に掲げてあり、これらの計画は平成31年度が最終年度である。他の計画と比べ、これらの計画は最も重要な根幹をなすものである
(1) 三浦市政で改定した将来ビジョンの目標値に対する進捗状況、次年度以降の取り組む方向と次年度の予算編成方針の基本的視点は何か
(2) 将来ビジョンや総合戦略にも位置付けられている子育てや高齢化対策を緊急の課題として取り組むべき
(3) 部長制をはじめ、支所等も含めた次年度の組織等をどのように考えているか
(4) 知る権利を具体化した情報公開は市政が発展するための最も重要な基礎だが、各種の委員会等の議事録の公開はどこまで進んだか。また、上記計画の終了以降を見据えた、市民と一体になった佐渡市発展の方向への総合計画はどのようにするのか
(5) 「本来あるべき補助金交付事務のあり方」や「適正な補助金交付事務の汎用規準の方向性」を明確化した個別外部監査の結果に基づき、内部統制等のあり方は改善されているか
2 公有財産について
(1) 普通財産の処分や活用の方向性をどのように考えているか。また、相川温泉の財産処分において法的な問題はなかったか。募集要項違反は、なぜ起こったのか
(2) 指定管理者制度の活用はこれまでの事例を評価し、制度に則ったやり方に変えるべきではないか。また、アウトソーシングは具体的にどの分野で進める計画か
3 市民の期待に応える教育行政について
(1) 両津、新穂、真野、小木地区における社会教育施設の廃止の方向性と理由及び根拠は何か。「市民が主役の行財政改革」になっているか。行政における「説明責任」を果たしたと考えているのか
教育基本法第12条では、「(社会教育)個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない」と規定されているが、市民の声を反映した計画か
(2) (仮称)佐渡伝統文化振興財団は、何を目指しているのか
(3) 憲法第16条の請願権を受け止める教育委員会のルールはどのようになっているか。これまでの請願数及び対応の内容はどうか
(4) これから冬を迎える中、学校における暖房機器類の状況はどのようになっているか。PTAからの通学路などの改善要望はどの程度まで進んでいるのか |
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平成29年12月定例会
一般質問
・ 金田 淳一 君
・ 中村 良夫 君
・ 山田 伸之 君
・ 渡辺 慎一 君
・ 荒井 眞理 君
・ 宇治 沙耶花 君
・ 北 啓 君
・ 上杉 育子 君
・ 中川 直美 君
・ 室岡 啓史 君
・ 祝 優雄 君
・ 近藤 和義 君
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